日本のロック史において、1970年代から第一線で活躍を続ける伝説的ギタリスト・Char(竹中尚人)。
その圧倒的なカリスマ性と音楽的DNAを受け継いだ息子のJESSE(マック・ファーデン・ジェシー・ソラト)もまた、「RIZE」や「The BONEZ」のフロントマンとして独自の地位を築いてきました。
この記事を読むと、Charの生い立ちや「ロック御三家」としての足跡、作詞家の妻カンナとの絆、息子のJESSEが歩んだカリスマ的経歴、そして2019年の所持逮捕から2026年11月のコカイン使用再逮捕にいたる事件の全容と影響が分かります。
Char(竹中尚人)のWiki経歴:天才少年から「ロック御三家」へ
Char(本名:竹中尚人)は1955年6月16日、東京都品川区戸越の開業医の家庭に生まれました。
7歳でピアノを学び、8歳で兄の影響を受けてギターを開始。エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスに傾倒し、10代前半から卓越したギタリストとして頭角を現します。
17歳でShockやBad Sceneなどのバンドを経て、1973年には金子マリ、鳴瀬喜博らと伝説的なアマチュアバンド「スモーキー・メディスン(Smoky Medicine)」を結成。
高校生とは思えない高度な演奏技術は業界内で話題となり、1974年には早くもスタジオミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせました。
| タイトル / トピック | 特徴とエピソード | |
| 1976年6月 | デビューシングル『NAVY BLUE』 | キャニオン・レコード(SEE-SAW)よりソロデビュー |
| 1976年9月 | 1stアルバム『Char』 | 楽曲『Smoky』の独特なリフが日本ロック史の代表曲に |
| 1977年6月 | シングル『気絶するほど悩ましい』 | 阿久悠作詞。歌謡ロック路線で大ヒット |
| 1977年〜1978年 | 『逆光線』『闘牛士』連続ヒット | 原田真二、世良公則&ツイストとともに「ロック御三家」と呼ばれる |
阿久悠作詞の『気絶するほど悩ましい』などの大ヒットによりテレビの歌番組に多数出演。
「ロック御三家」としてアイドル的人気を博す一方、生放送の音楽番組でロックの生サウンドを届けるための工夫を凝らし、日本のテレビ界におけるロックの地位向上に大きく貢献しました。
日本ロック史に刻まれたバンド活動とレーベル設立
アイドル的歌謡シーンでの活躍を経て、Charはより本格的なロックサウンドの追求へと舵を切ります。
1978年、ジョニー吉長(ドラム)、ルイズルイス加部(ベース)とともに「JOHNNY, LOUIS & CHAR」を結成しました。
1979年7月14日、雨の降る日比谷野外音楽堂で開催された無料ライブ『Free Spirit』は伝説的な動員数を記録し、日本ロック史の金字塔として語り継がれています。
その後、バンド名を「PINK CLOUD」へ改称し、1994年の解散まで音楽シーンをリードし続けました。
| ユニット / レーベル名 | 始動年 | 概要と功績 |
| JOHNNY, LOUIS & CHAR (PINK CLOUD) | 1978年 | 日比谷野音フリーライブ『Free Spirit』で伝説を樹立 |
| 江戸屋Record | 1988年 | インディーズの先駆けとなる電話通販専門レーベル |
| BAHO(馬呆) | 1991年 | 石田長生とのアコースティック・ギターデュオ |
| PSYCHEDELIX | 1992年 | ジム・コープリーらと結成したグローバルなハードロックユニット |
| ZICCA RECORDS | 2010年 | ネット販売専門レーベル。ルーツを探る『TRADROCK』を展開 |
Charの功績は国内外で高く評価されており、2011年には米国フェンダー社と日本人初のエンドースメント契約を締結し、シグネチャーモデルStratocaster「Charizma」が制作されました。
近年も桑田佳祐らとのコラボレーションや、2025年7月に日本武道館で開催された70歳(古希)記念ライブ『Purple Phase Jam』など、現役最高峰のギタリストとして精力的に活動しています。
音楽一家の絆:作詞家の妻カンナと息子JESSEの誕生
Charの音楽活動とプライベートを長年にわたり支えてきたのが、妻であり作詞家・元モデルのカンナ・S・マクファディン(Kanna S. McFaddin)です。
カンナは単なる配偶者にとどまらず、Charのクリエイティブパートナーとして多くの楽曲へ英語詞を提供してきました。
アルバム『MR.70’S YOU SET ME FREE』などのクレジットには「words / Kanna S. McFaddin」と刻まれており、Charの世界観構築に不可欠な役割を果たしています。
1980年8月11日、二人の間に長男であるJESSE(本名:マック・ファーデン・ジェシー・ソラト / 日本名:竹中空人)が誕生しました。
品川区戸越銀座の家庭内には常にギターの音やロック、フュージョンが流れ、父のツアー現場やスタジオに親しむ環境の中で、JESSEは自然と高い感性を育んでいきました。
カリスマミュージシャンJESSEの経歴と家族生活
インターナショナルスクールやアメリカンスクール(ASIJ)で育ったJESSEは、日本語と英語を自在に操るバイリンガルとして成長。
15歳から本格的にギターを始め、父とは異なるヒップホップやオルタナティヴ・ロックを融合させたミクスチャーロックを志向します。
1997年、17歳の時に金子ノブアキらと「RIZE」を結成し、2000年にシングル『カミナリ』でメジャーデビュー。力強いラップと圧倒的なライブパフォーマンスで一躍シーンのトップに躍り出ました。
| 名称 | 内容・詳細 | |
| メインバンド | RIZE | 2000年デビュー。ミクスチャーロックの代表的バンド |
| 別プロジェクト | The BONEZ | Pay money To my Painのメンバーらと結成したロックバンド |
| ファッション | S&Co. / JSF | アパレルブランドおよびファクトリー「Jesse’s Shop & Factory」 |
| 家族構成 | 一男一女 | 前妻との間に長女、2017年に再婚を発表し男児が誕生 |
音楽活動にとどまらず、ストリートファッションやアパレル事業でも才能を発揮。
プライベートでは20代前半での結婚・離婚を経て、2017年12月のRIZE日本武道館公演で再婚と長男の誕生を報告するなど、父親としても家族を大切にする姿を見せていました。
衝撃の薬物事件:2019年所持逮捕から2026年コカイン使用再逮捕まで
華々しいキャリアの一方で、JESSEは二度にわたる薬物事件を引き起こし、音楽界に大きな衝撃を与えました。
最初のアクシデントは2019年7月、品川区の自宅で大麻およびコカインを所持していたとして逮捕された事件です。
同年10月に執行猶予付きの有罪判決を受け、反省の態度を示した後に音楽活動へと復帰していました。
しかし、執行猶予期間を終えて精力的に活動を再開していたさなかの2026年11月、再び事件が表面化します。
| 事件内容 | 処分と影響 | |
| 2019年7月 | 自宅にて大麻(約2.42g)・コカイン(約0.09g)所持容疑で逮捕 | 2019年10月に懲役2年・執行猶予3年の有罪判決 |
| 2026年11月4日頃 | 都内周辺でのコカイン使用容疑(麻薬取締法違反) | 警視庁による緊急逮捕(尿検査で陽性反応検出) |
| 2026年11月6日 | 公式サイトでの対応発表 | イベント出演および「JSF」出店見合わせを公式発表 |
警視庁の尿検査によってコカインの陽性反応が検出されたことで緊急逮捕となった本件を受け、公式サイトでは即座に出演見合わせが発表されました。
入手経路や使用経緯の捜査が進められており、「RIZE」や「The BONEZ」の今後の活動への影響が懸念されています。
まとめ:ロック界のレジェンドファミリーが向き合う重い現実
日本のロックシーンの礎を築いたCharの功績と、独自のアプローチでストリートカルチャーを牽引してきたJESSEの音楽的才能は、それぞれ確固たる評価を得てきました。
しかし、2026年11月に引き起こされた二度目の薬物事件は、ファンや関係者の信頼を大きく損なう厳しい現実をもたらしました。
レジェンドファミリーとしての名声と責任を背負う中で、今回の事件に本人がどう向き合い説明を果たすのか、警察の捜査展開とともに今後の動向が注視されています。



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