2026年9月23日、4人組ロックバンド「cinema staff」が、2027年9月12日の豊洲PIT公演をもって解散することを発表しました。
結成20年という節目の衝撃発表に、音楽シーンには大きな激震が走っています。
この記事では、メンバーのコメントから紐解く「本当の解散理由」をはじめ、各メンバーの今後の進路、20年間の軌跡と功績、そして2026年に相次ぐ人気バンド解散・休止の背景まで分かりやすく解説します。
なぜ解散?メンバーのコメントから見る「本当の理由」
公式サイトの発表によると、今後の活動についてメンバーおよびスタッフと話し合いを重ねた結果、解散という決断に至ったとされています。
20年間という長い年月を全力で走り抜けたからこそ得られた高い達成感と、お互いの人生に対する深いリスペクトが各メンバーの言葉から滲み出ています。
各メンバーの解散に対する想いと理由を以下にまとめました。
| メンバー(パート) | 想い・解散の「本当の理由」 |
| 三島想平 (Ba / Cho) | 「4人でcinema staffであると同時にそれぞれが一人ひとりの人間であるということを尊重するため」と説明。150曲以上を生み出してきた20年の青春に強い誇りを持つ。 |
| 久野洋平 (Dr) | 話し合いの中で「ここから先はそれぞれの人生を歩んだ方が良い」と結論づけたとしつつも、「20年間高い熱量のままやり切ることができた」と達成感を吐露。 |
| 辻友貴 (Gt) | 「この4人でやれることをやり切った」と実感。生活の最優先だったcinema staffを離れ、「最優先にしない人生というものを、一度やってみようと思う」と心境を告白。 |
| 飯田瑞規 (Vo / Gt) | ファンへの感謝と詫びを述べつつ、「残された時間で自分たちが楽しい、かっこいいと思えるライブをして楽しんでもらいたい」とラストに向けた決意を表明。 |
コメントから分かる通り、不仲や方向性の不一致といったネガティブな理由ではなく、「4人でやれることをすべてやり切った」という前向きな達成感と、それぞれの個人の人生を尊重し合った上での決断であることが伺えます。
主催フェス「OOPARTS」も2026年で終了へ
解散に伴い、2013年からメンバーの地元・岐阜県で継続開催してきた自主企画フェス「OOPARTS」も、2026年の開催をもって終了することが決定しました。
翌年に予定されていた「OOPARTS 2027」は開催されず、バンドの歴史とともにフェスも幕を閉じることになります。
解散後、メンバーの「今後」の活動・進路はどうなる?
2027年9月の解散後、4人はどのような道へ進むのでしょうか。
それぞれの得意分野や個性を活かした多様な進路が明らかになっています。
| メンバー | 解散後の主な進路・活動予定 |
| 三島想平 (Ba / Cho) | ソロ(『plan B』)や、yama、Hey! Say! JUMP、SUPER★DRAGONなど多数への楽曲提供実績を活かし、楽曲提供・プロデュースを中心とした音楽活動を継続。 |
| 久野洋平 (Dr) | ドラマーとしての歩みに加え、大人気ゲーム実況者「ドコムス」としての活動領域を拡大。 配信やコンテンツ制作分野でのさらなる飛躍が期待される。 |
| 辻友貴 (Gt) | 自身が経営する店舗の運営を継続。 「なんだかんだ、これからも音楽の周りをウロウロしながら生きていく」と今後も音楽に関わり続ける姿勢を示す。 |
| 飯田瑞規 (Vo / Gt) | 過去のソロ作品『眩暈』のリリースやゲスト参加の実績を活かし、今後もソロアーティストとしての音楽活動を継続予定。 |
辻は店舗経営と音楽との関わり、久野は実況者「ドコムス」としての配信活動、そして飯田と三島はソロ活動やクリエイターとして、それぞれのスタイルで今後も活躍を続けていく見込みです。
cinema staffが残した20年の軌跡と偉大な功績
2006年の現体制結成から約20年、cinema staffはオルタナティヴ・ロック、ポストロック、エモを融合させた独自のサウンドで日本のロックシーンに強い足跡を残してきました。
その歩みと功績を振り返ります。
| 主な出来事・実績 | 残した功績・影響 | |
| 2003年〜2006年 | 前身バンド「REAL」結成(2003年)後、久野(Dr)が加入し「cinema staff」結成(2006年)。 | 緻密なギターアンサンブルと変拍子を活かした独自サウンドの礎を構築。 |
| 2012年 | ポニーキャニオンよりメジャーデビュー。 | インディーズシーンの緻密な音楽性をそのままメジャーの舞台へ持ち込む。 |
| 2013年 | シングル『great escape』リリース。 | アニメ『進撃の巨人』第1期EDテーマに起用され、国内外でスマッシュヒットを記録。 |
| 2013年〜2026年 | 地元・岐阜にて自主企画フェス「OOPARTS」を開催。 | 地域還元と地方音楽カルチャーの発展・定着に大きく貢献。 |
| 2019年 | シングル『Name of Love』リリース。 | 『進撃の巨人』Season3 EDテーマ。作品の世界観と深くリンクした楽曲で高い評価を得る。 |
特にアニメ『進撃の巨人』のエンディングテーマ「great escape」は、鋭利なギターサウンドと疾走感あふれる展開で彼らの代名詞となり、ロックファンのみならずアニメファンにも強い衝撃を与えました。
また、地元・岐阜で10年以上にわたり開催してきたフェス「OOPARTS」は、地域密着型フェスの成功例として高い評価を得ています。
【背景考察】2026年に相次ぐ人気ロックバンドの解散・活動休止
2026年の日本のロックシーンは、cinema staffの解散発表を含め、ひとつの「時代の大きな節目の年」となっています。
2000年代〜2010年代にシーンの第一線に躍り出た実力派バンドたちの動向が相次いで発表されているからです。
| バンド名 | 2026年に発表された動向 |
| cinema staff | 2027年9月に解散を発表 |
| UNISON SQUARE GARDEN | メンバー脱退に伴い現体制終了・活動休止 |
| SHISHAMO | 活動終了を発表 |
| Awesome City Club | 活動休止を発表 |
| MY FIRST STORY | 充電期間として活動休止 |
| SCANDAL | 活動終了を発表 |
| シャイトープ | 解散を発表 |
なぜ2026年に解散・休止が相次ぐのか?
結成15年〜20年を迎えるバンドが多く、20代から走り続けてきたメンバーたちが「30代後半〜40代」という人生の節目を迎えています。
バンドとしての目標達成ややり切り感、個人の生活・セカンドキャリアへの意識の変化など、様々な要因が重なった結果と考えられます。
かつてのロックシーンを彩った名バンドたちが、それぞれのキャリアや人生を見つめ直し、新たなステージへと向かう変革の年と言えるでしょう。
まとめ:ラストライブ2027年9月12日に向けて
2026年9月23日に突然もたらされたcinema staffの解散ニュースですが、彼らの音楽とステージはまだ終わりではありません。
解散ライブは2027年9月12日(東京・豊洲PIT)に開催される予定であり、ファンにはまだ約1年間の時間が残されています。
2006年の結成から20年間、高い熱量のまま音を鳴らし続けてきた4人。
解散の日まで、彼らがステージ上で届けてくれる全力のパフォーマンスとロックサウンドを、最後まで見届け応援していきましょう!



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