1月24日 土曜 20:00~ テレビ朝日で放送の「池上彰のニュースそうだったのか!! 」
そこには「SNSのいいね!の多くは人ではない!」というセンセーショナルな見出しがありました。
ということで今回は、番組の内容を予想しつつ、独自に「いいね!」の闇に迫っていこうと思います。
では、まいりましょう!
あなたの「いいね!」は誰が押したのか?
近年、テレビのドキュメンタリー番組や報道特集で取り上げられることが増えた「SNSの闇」。
その中でも特に視聴者に衝撃を与えるのが、「いいね!」や「フォロワー」が大量生産される現場の映像です。
もしあなたが「SNSのいいね!の多くは人ではない!」という番組を目にしたなら
そこでは以下のような、私たちの日常のすぐ裏側に潜む「不都合な真実」が語られるはずです。
1. 物理的に「いいね!」を量産する「クリックファーム」
番組のメインビジュアルとしての登場が考えられるのは、
アジア諸国や東欧、あるいは国内の雑居ビルの一室に並ぶ「スマホの壁」でしょう。

数百台、数千台のスマートフォンがラックに整然と並べられ
それらすべてが充電ケーブルに繋がれたまま、自動プログラム(スクリプト)によって一斉に画面が動く光景。
これが「クリックファーム(クリック工場)」の実態です。
中国の「クリックファームレディ」 (2015年)

- 自動化の進化
- かつては安価な労働力が手動でタップしていましたが、現在はAIとボットがその役割を担っています。
- 人間味の演出
- 単に「いいね!」を押すだけでなく、AIが適当な投稿を自動生成したり
あたかも人間が操作しているかのように「スクロール」や「一時停止」を挟んだりすることで
運営側のボット検知を巧みに回避しています。
- 単に「いいね!」を押すだけでなく、AIが適当な投稿を自動生成したり
2. なぜ「偽の共感」が売買されるのか?
番組は次に、このサービスを「誰が、何のために買っているのか」という需要側に切り込むはずです。
- インフルエンサーの「水増し」
- 企業案件を獲得するために、フォロワー数やエンゲージメント率を偽装する個人。
- 企業のブランディング
- 自社製品の発売直後に「爆発的人気」を装うためのサクラ。
- 政治的世論操作
- 特定の政策や候補者に対する支持が圧倒的であるかのように見せかける工作。
ここで重要なのは、「1万いいね!」が数千円から数万円で簡単に買えてしまうという、参入障壁の低さです。
番組では実際にスタッフが「いいね!」を購入し
数時間で数字が跳ね上がる様子を実証実験として映し出すかもしれません。
3. 「死んだインターネット理論」という影

番組の後半では、より深い構造的問題、いわゆる「死んだインターネット理論(Dead Internet Theory)」に触れる可能性があります。
これは、「インターネット上のトラフィックやコンテンツの大部分は、もはや人間ではなくAIやボットによって生成・操作されたものである」という説です。
私たちがSNSで見ている「バズ」や「トレンド」が、実はアルゴリズムをハックしたボット集団によって意図的に作られたものであり、「本物の民意」がどこにも存在しない可能性を、専門家が警告するシーンも予測されます。
4. 私たちが受ける実害とは?
「他人が数字を盛っているだけなら、自分には関係ない」と思うかもしれません。
しかし、番組は以下のリスクを強調して締めくくると思われます。
- 価値観の歪曲
- 「みんなが良いと言っているから良いはずだ」という同調圧力が、偽の数字によって作られる。
- 詐欺の温床
- 信頼できそうなインフルエンサーが、実は偽の数字で飾られた詐欺師であるケース。
- 広告費の搾取
- 企業が支払う広告費が、実体のないボットに吸い取られ、結果として製品価格に跳ね返る。
結論:数字の呪縛から逃れるために
番組が最終的に伝えたいメッセージは、「画面上の数字を鵜呑みにせず、情報のソースを疑うリテラシーを持て」ということでしょう。
「10万いいね!」という数字は、もはや人気の証拠ではなく、単なる「プログラムの実行結果」に過ぎないのかもしれません。
私たちがSNSという鏡の中で見ているのは、もしかすると、人間が一人もいない空虚な遊園地なのかもしれない――。そんな警鐘を鳴らす内容になるのではないでしょうか。


