旧 ジャニーズ・元スタッフが性加害証言!誰?何をした?いつ?

時事

旧ジャニーズ事務所(現「SMILE-UP.」)が創業者・ジャニー喜多川氏の性加害を認めてから3年が経つ2026年9月7日、元スタッフの男性が取材に応じ、自らが行ったジャニーズJr.への性加害を具体的に証言しました。

本記事では、この元スタッフが「誰」なのかをはじめ、「いつ・どこで・何をしたのか」という被害の実態、当時の本人の認識、事務所の最新の対応、そしてネット上で浮き彫りとなった4つの論点までをわかりやすく解説します。

性加害を告白した元スタッフは「誰」?

今回、自身による性加害を自ら告白し、具体的な取材に応じたのは、現在50代の男性です。

男性は、当時の旧ジャニーズ事務所において、ジャニーズJr.たちのスケジュール管理や現場への送迎を担当するマネジャーを務めていた人物です。

関係者によると、この男性はSMILE-UP.(スマイルアップ社)がこれまでに存在を確認・把握しているとされる「加害スタッフ2人」のうちの1人であると見られています。

これまで創業者個人による加害が中心的に取り沙汰されてきましたが、タレントの最も身近にいたスタッフによる加害の実態が、加害者自身の口から公に語られた形となります。

元スタッフは「いつ」「どこで」「何をした」のか?

証言によって明らかになった、元スタッフによる加害行為の時期、場所、具体的な内容について整理します。

被害の概要は以下の表の通りです。

詳細・証言内容
加害の時期(いつ)1995年頃〜2000年頃(男性がJr.を担当していた約5年間)
加害の場所(どこで)主にJr.たちを送迎する車の中など
加害の対象(誰に)当時未成年(主に高校生)のジャニーズJr. 8人ほど
(※ほか4人にも誘いをかけたが拒絶されたと証言)
具体的な行為(何をした)性器を触る、口腔(こうくう)性交を行う
金品の授受行為の後に数千円を渡していた

男性は、自身がジャニーズJr.の担当マネジャーとなった1995年頃から2000年頃までの約5年間にわたって加害を行っていました。

密室となりやすい送迎車内という環境が悪用され、行為の後には数千円を渡すという生々しい実態も明かされています。

なぜこのような行為が?当時の元スタッフの認識

なぜ未成年のタレントたちに対し、このような行為を繰り返してしまったのでしょうか。

取材に対し、男性は当時の自身の歪んだ認識について次のように述べています。

男性は、これらの性加害行為を
「Jr.たちと仲良くなった延長線上にある行為であり、コミュニケーションの1つだととらえていた」
と説明しました。

一方で、「相手に嫌な思いをさせているのではないか」という感覚が当時から全くなかったわけではないとも語っています。

現在では自身の行いについて客観的に向き合い、「『性加害』にあたると思う」と認め、自らの過ちを認めています。

これまでの経緯と、事務所(SMILE-UP.)の現在の対応

スタッフによる性加害問題は今回突然浮上したわけではなく、これまでに段階を経て表面化してきました。

問題の主な経緯と現在の状況は以下の通りです。

出来事・事務所の対応
2023年8月再発防止特別チームの調査報告書にて、
社員(スタッフ)による性加害の存在が指摘される
2024年3月東山紀之氏が英BBCインタビューで、
性加害を行った元スタッフ2人の存在を把握していると明言
2026年9月元スタッフ男性本人が取材に応じ、
被害者数(約8人)や具体的な加害内容を自ら証言

今回の報道における大きな節目は、加害者の当事者自身が取材に応じ、被害人数や行為の具体的な内容を明確に自供した点にあります。

この証言に対し、被害補償を進めるSMILE-UP.社は、取材に応じた男性が同社の把握する加害スタッフであるかについては「回答を控える」とコメントしています。

しかし、スタッフによる性加害の事実自体については、これまでに複数の被害申告があったことを公式に認めています。

ネット上で集まる怒りと、浮き彫りになる4つの論点

元スタッフによる衝撃的な告白を受け、ネットニュースのコメント欄やSNSでは怒りや困惑の声が相次いでいます。

集まっている意見は主に以下の4つの論点に集約されます。

1. 「コミュニケーション」という言い訳への強い憤り

加害行為を「コミュニケーションの1つ」と表現したことに対し、
「自己保身のための身勝手な言い訳だ」
「密室の送迎車内で拒絶できない立場を利用した卑劣な行為だ」といった強い批判が噴出しています。

2. 「見て見ぬふり」を生んだ組織の病理

創業者の不祥事を容認する雰囲気が組織全体に蔓延し、スタッフまで同様の行為に手を染める感覚麻痺が起きていた点が指摘されています。

異常な行為を誰も止められない閉鎖的な組織構造そのものが問題視されています。

3. 大手メディア(テレビ局など)の「沈黙の責任」

かつてこの問題を長年にわたって追及せず、事務所への忖度から放置し続けた大手メディアの姿勢に対する不信感が改めて高まっています。

メディアの沈黙が被害を拡大・長引かせた要因の1つであるとの厳しい指摘が続いています。

4. 被害者の救済と二次被害への懸念

刑事上の時効が成立している中でも、会社側には「法を超えた救済と補償」が求められています。

一方で、本人が望まない被害の掘り起こしが二次被害を生むリスクを心配し、配慮のある丁寧な対応を求める声もあがっています。

まとめ

今回の元スタッフによる証言は、旧ジャニーズ事務所における性加害問題が、創業者であるジャニー喜多川氏個人の異常性にとどまらず、組織全体に深く根を張っていた構造的な病理であったことを明確に示しています。

「大人が権力や立場を利用して未成年者を支配し、沈黙させる」という組織風土が放置された結果、深刻な被害が拡大しました。

刑事上の時効が成立しているとはいえ、傷を負った被害者への真摯な補償とケア、そしてこのような事態を二度と繰り返さないための抜本的な組織改革が、今なお強く問われています。

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