日比谷線でモバイルバッテリー発火!その使い方は大丈夫?

雑記

2026年1月21日の朝、通勤・通学ラッシュを直撃した
「日比谷線でのモバイルバッテリー発火ニュース」

幸い大きな怪我人は出なかったものの、約3万6000人に影響が出るなど
私たちの身近にある「火種」の恐ろしさを改めて痛感させる出来事となりました。

スマホの充電切れを防いでくれる便利な相棒が、なぜある日突然「爆弾」に変わってしまうのか。

今回は、日常の何気ない習慣に潜むリスクと、命を守るための正しい使い方を分かりやすく解説します。

1. なぜモバイルバッテリーは燃えるのか?

モバイルバッテリーの心臓部には「リチウムイオン電池」が使われています。

この電池は、小さな体に膨大なエネルギーを蓄えられる非常に優秀な素材ですが
実は「衝撃」と「熱」に極端に弱いというデリケートな一面を持っています。

電池の内部では、プラスとマイナスの成分が薄い仕切り(セパレーター)で分けられています。

出典:一般社団法人電池工業会

この仕切りが壊れてプラスとマイナスが直接くっついてしまう(ショートする)と
蓄えられたエネルギーが一気に放出され、激しい発煙や発火を引き起こすのです。

2. 実はやってしまいがち!発火を招く「NG習慣」

ニュースを見て「自分のバッテリーは大丈夫」と思っている方も多いはず。

しかし、発火事故の多くは日常のちょっとした不注意の積み重ねから始まります。

① ポケットに入れたまま座る

これが意外と盲点です。

ズボンの後ろポケットにバッテリーを入れたまま椅子に座ると、本体に強い圧力がかかります

目に見える破損がなくても、内部の仕切りが少しずつ歪み
ある日突然ショートして発火する原因になります。

② 階段や床に落としたことがある

「一度落としたけど、充電できるから大丈夫」と使い続けていませんか?

強い衝撃を受けたバッテリーは、内部でダメージが蓄積している可能性があります。

今回の地下鉄のような公共交通機関での事故も、過去に受けたダメージがきっかけで
使用中に熱暴走を起こした可能性
が考えられます。

③ 夏場の車内や直射日光下に放置

リチウムイオン電池は高温にさらされると劣化が加速し、膨張しやすくなります。

熱い場所に放置されたバッテリーは、いわば「今にも爆発しそうな風船」のような状態です。

④ 「安いケーブル」を常用する

バッテリー本体だけでなく、充電に使うケーブルも重要です。

品質の低いケーブルは電圧の制御が不安定になり、バッテリーに過度な負荷をかけることがあります。

3. 「これ、危ないかも?」見逃してはいけない3つのサイン

事故を防ぐためには、バッテリーが発する「助けて」の合図に気づくことが大切です。

  1. 本体が膨らんでいる
    • 少しでも厚みが増したと感じたら、即座に使用を中止してください。
  2. 異常に熱くなる
    • 充電中や使用中、持てないほど熱くなる場合は内部トラブルのサインです。
  3. 変な臭いや音がする
    • 焦げ臭い匂いや「シュー」という音がしたら、非常に危険な状態です。

4. 2026年、安全なバッテリー選びと「捨て方」の新常識

今持っている、あるいはこれから買うバッテリーを守るための2つのポイントです。

「PSEマーク」は絶対条件

電気用品安全法をクリアした製品には「PSEマーク」が付いています
2024年末以降、さらに安全基準が強化されています。

今から購入するなら、最新の基準に適合した信頼できるメーカー製を選びましょう。


ゴミ箱にポイは絶対にNG!

寿命が来たバッテリーを不燃ゴミに出すと、ゴミ収集車の中で圧迫されて火災を起こします

必ず家電量販店や自治体の「リサイクルBOX」へ持ち込んでください。

まとめ:便利な道具を「凶器」にしないために

モバイルバッテリーは、正しく使えばこれほど心強い味方はありません。
しかし、一歩間違えれば電車を止め、人命を脅かす火種にもなります。

「落とさない」「圧力をかけない」「異変を感じたら使わない」
この3つを意識するだけで、事故のリスクはぐっと下がります。

今日のニュースをきっかけに、カバンの中のバッテリーを一度手に取って
膨らみや傷がないかチェックしてみてはいかがでしょうか。

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